ある日ある時、ストームが部屋の片づけをしていた時です

ストーム:コレはこっちー
名無し:・・・
ストーム:コレもこっちー
名無し:・・・
ストーム:これは・・・・こっちー?
名無し:・・・
ストーム:よしオウケイ。お次は雑巾がけ〜
名無し:・・・
ストーム:・・・
名無し:ん?
ストーム:いやね、何だか何も言わないからさぁ
名無し:だからどうした?
ストーム:何かまた良からぬことを

ぼガすっ!!

ストーム:ぉあ痛ぁっ!!
名無し:殴るぞ
ストーム:月並みだけど、殴ってから言うセリフじゃないでしょ
名無し:いやいつもの展開からして殴らないとな
ストーム:そういう理由?
名無し:そういう理由
ストーム:まあいいや
名無し:いつものことだしな
ストーム:とりあえず掃除の続きを
名無し:勝手にやってろ
ストーム:あれ?雑巾知らない?
名無し:・・・さぁ?
ストーム:うーん。ぞうきんぞうきん・・・どこだー?
名無し:・・・
ストーム:雑巾が無い〜
名無し:あれだ
ストーム:うん?
名無し:こう、メガネを探している人を想像するんだ
ストーム:・・・?
名無し:そして、こう、月並みな展開を想像するんだ
ストーム:・・・?
名無し:「メガネメガネ」と、手探りで探しているが・・・
ストーム:頭のうえ?!
名無し:ご名答。景品は雑巾だ。
ストーム:嫌だああああああ!!!
名無し:それも使用済みだぞ
ストーム:いや、全然よかない!
名無し:とりあえず頭の上に雑巾を載せている奇態なお前に一つ言うことがある
ストーム:うん
名無し:アホ
ストーム:褒めるな
名無し:照れるな
ストーム:で、雑巾どこ?
名無し:それはお前の心の中に・・・・!
ストーム:嫌だぁぁぁぁぁぁぁああああああ!!!!
名無し:真面目に言うとお前の頭の上だな?
ストーム:え?
名無し:その黒ずんだ布きれだろう?
ストーム:(現実を否定する首振り[横向き]
名無し:(現実を否定することを否定する首振り[横向き]
ストーム:(否定された現実を受け入れることを否定する首振り[横向き]
名無し:(よく分からないが、とりあえず否定する首振り[横向き]
ストーム:てーのひらをー♪たいよーにー♪
名無し:かざしてどうする?
ストーム:その手に未来が・・・!
名無し:いや、雑巾だな
ストーム:嫌な未来だー
名無し:とりあえず頭の上を探ってみろ?
ストーム:ワオ雑巾だ!
名無し:よかったな!
ストーム:これでハッピーエンドだね!
名無し:そうなのか?
ストーム:分かんないけど、とりあえず掃除を・・・
名無し:そういえばそうだったな
ストーム:所で雑巾知らない知らない?
名無し:手に持っているのは何だ?
ストーム:雑巾・
名無し:そうか。
ストーム:うん






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